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会社員(今はパート)で主婦でライダーで寝たきりの母の介護をしている、旅行&釣り好きの龍華のつれづれ日記。相棒はINTRUDER800。あー、魚釣りたい。


by ryuka0514
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CMで話題の「NUDA(ヌューダ)」のヌュってなんて読むの?

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バャリースと一緒だね!


うんちく
果実を搾り果汁飲料とする試みは古くから存在したが、変質が早く保存には適さなかった。原因は長い間謎であったが、1860年にフランスのパスツールが食品の腐敗は食品中の微生物の活動によって発生することが発見され、微生物の殺菌方法についていろいろな方法が考案された。
 1938年にアメリカのフランク・バヤリーが果汁の風味や香りを損なわず保存性を良くする果汁飲料の殺菌法を発明し、バヤリーの製法による飲料ということで「バヤリース (Bire-ley's)」と名付けられた。
日本においては第二次世界大戦後に進駐軍と共に上陸したが、当時の日本は清涼飲料水の混濁、沈殿物を内務省令(清涼飲料水営業取締規則)で許していなかったため、国内での販売はできなかった。
 しかし、1947年(昭和22年)に同省令を改正、食品衛生法が制定され、原材料に起因する混濁や沈殿物が認められ、人工甘味料、合成保存料の使用も認められたため、1951年(昭和26年)、原料ベースを輸入して日本でのバャリースオレンヂの製造販売が開始された。当時は砂糖が貴重な時代であったにもかかわらず、人工甘味料を使用していなかったため、公園や動物園など空き瓶の集まる所では、バヤリースにだけ蟻が群がったという逸話もある。

 その後、種々なメーカーで果汁入り飲料の製造が開始され、そのほとんどが「××ジュース」という商品名を付けていた。例えば麒麟麦酒では「キリンジュース」、サッポロビール(当時日本麦酒)では「リボンジュース」など。しかし、バヤリースは「100%果汁でなければ『ジュース』と言えない」ということで、頑に「ジュース」の名称を使用しなかった。
 その後、1962年(昭和37年)に「不当景品及び不当表示防止法」が成立、清涼飲料関係で天然果汁を使用していないのに紛らわしい名称や表示を用いていた商品は1968年(昭和43年)に排除命令を受け、「ジュース」の名称は100%果汁以外使用禁止という業界決定がなされた。そのため、前述のように100%果汁でないにもかかわらず「ジュース」の名称を使用していた果汁入り清涼飲料は名称を変更せざるを得なかったが、バヤリースについては、名称変更の必要が無かったのであった。

by ryuka0514 | 2006-02-22 11:15 | exciteニュース他