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会社員(今はパート)で主婦でライダーで寝たきりの母の介護をしている、旅行&釣り好きの龍華のつれづれ日記。相棒はINTRUDER800。あー、魚釣りたい。


by ryuka0514
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タマゾン川

先日、素敵な宇宙船地球号・外来種は警告する Vol.6大都会の侵入者を捕獲せよ!!を見まして。

多摩川にグッピーやらエンゼルフィッシュやらアロワナ等々、熱帯魚がわさわさと暮らしているそうです。
前から噂で聞いていたけど、子供が網で「エンゼルフィッシュ捕まえたー!」とやっているのを見たら、やっぱり驚きでした。
だって川に入ってすぐですよ、捕まえたの。そんなにうようよいるの?
工場廃水のお陰(?)で冬でも水温25℃ぐらいあるので、繁殖が可能なんだそうです。
夫に「多摩川に熱帯魚がいるんだって」と言ったら、「グッピーは子供の頃からいたよ」と(--;)
しかも、アリゲーターガーまでいたそうじゃないですか!
水槽や生簀に「噛み付きますので、手や足を入れないで下さい」と書かれてる、あのアリゲーターガー。
全長3mにもなり、ビーバーをも捕食する魚が多摩川に、ですよ。こえ~~~(>_<)
探したらピラニアにワニもいたりして・・・・( ̄□ ̄;)

おさかなポストを設置している川崎河川漁業協同組合の話だと、「日本は世界中の生き物がいる、世界でも珍しい国です」と。
大きくなって飼えなくなったからってポイ捨てするのは、あまりに無責任すぎ。
飼うなら本当に飼えるかどうか、よ~~~く考えてからにして下さい(--)
そう言えば、我が家もよく「飼えなくなったから貰って」と色々動物を持ち込まれたなぁ・・・・全部育てたけど。

ちなみに、高校時代アライグマを飼っているクラスメイトがいましたが、教科書も鞄も靴も本人も、全てがボロボロでした。(ちなみに家もボロボロになったそうです)
「ラスカルは可愛かったけど、本物は物凄く凶暴で全く手に負えない。でも殺せないから仕方無く飼ってるってヤツだよ」と本人は言ってました。
飼った側も飼われた側も、どっちも可哀相です。

捨て魚に多摩川泣く 清流戻り、「ポイ」続々

おさかなポスト 新聞記事


素敵な宇宙船地球号より
アメリカ・ニューヨークでアライグマの被害が深刻化しています。愛くるしい顔をした動物ですが、人間が接触すると狂犬病やアライグマ回虫の感染症で亡くなった人もいるほど、恐ろしい動物。役所では、市民に警告を出すと同時に駆除に取り組んでいます。

アライグマは絵本やアニメのイメージから、一時期ペットとしてもてはやされました。しかし、本来は凶暴な本性を持つ野生動物なのです。そんな性格を知らずに飼った人たちが飼い続けることができなくなり、捨ててしまったのが今、都市部でみられるアライグマの始まりです。

そんなアライグマの被害が、近頃日本でも多発しています。今年、千葉県でクサガメやイシガメなど在来種のカメ100匹以上が喰い殺される事件がありました。犯人はアライグマ。日本古来の生き物に影響を与えて初めています。
 また、神奈川県横須賀市では、住宅街に被害が続出しています。民家の天袋をあけたらアライグマの赤ちゃんが発見されました。別の家庭では、壁の中で不気味な音が聞こえるというのであけてみると、アライグマの一家が住み着いていたのです。去年、神奈川県で捕獲されたアライグマは1224頭。10年前にはわずか4頭だったのに。ものすごい繁殖力です。
今や、日本を代表する繁華街・新宿にも進出しています。ビルのゴミ捨て場に、ちょこんと座っているアライグマが目撃されているのです。万が一遭遇しても、絶対に手を出さないように。病気をもっている危険性は否定できません。

外来種の動物による異変は水の中でも起きています。
近頃水質がよくなってきた多摩川。長年、魚や水質の調査を行ってきた川崎漁協の山崎充哲さんによると、「多摩川だけで100種類もの外来種が確認されている」といいます。グッピーやエンゼルフィッシュなど、そのほとんどは観賞用に買った熱帯魚で、飼いきれなくなって人為的に放流したものだとか。
地球の温暖化に加え、工場排水や生活排水が流れこむことによって水温が上昇したために、多摩川でも熱帯の魚が生息できるようになってしまいました。中には冬を越し繁殖する熱帯魚もいるそうです。
多摩川の支流、大田区を流れる呑川(のみかわ)では、今年の7月、取材班の前にとんでもない生物が現れました。「アリゲーターガー」。北米に生息する肉食魚。ビーバーまで食べてしまう鋭い歯をもっています。
川崎漁協の山崎さんの協力のもと、捕獲作戦を試みました。8月1日、大潮に流れるボラをおって「呑川」をあがってきたアリゲーターガーを狙い打ち。見事捕獲に成功しました。体長は114センチもありました。こんな魚が都内を泳ぎまわっていると思うと、せっかく鮎が戻ってきた多摩川の自然が壊されてしまいます。

今、いるものを駆除するのは非常に難しいのが現実。だからこそ、水際で食い止めることが大切なのです。川崎漁協では、捨てる外来種を減らそうと、飼えなくなった観賞魚を入れる「お魚ポスト」を設置しました。「一番かわいそうなのは魚たち」だと山崎さん。身勝手な人間の振る舞いが、自然のサイクルを狂わせているのです。

by ryuka0514 | 2008-09-10 15:45 | その他